フランス大統領選

こんばんは、社労士の鵜川です。

フランス大統領選の決選投票でマクロン氏がルペン氏に勝利し当選を果たしました。
従前の予想通りの結果ではありますが、アメリカ大統領選やイギリスのEU離脱の前例もあったので、蓋を開けてみるまでは確信は持てませんでした。
一先ず、世界の大きな流れとなりつつあった自国第一主義といった思想にEUの大国であるフランスによって待ったがかけられた形です。
しかしながら、マクロン氏への支持は必ずしも積極的なものではなく、国民戦線の様な極右政党による統治を拒否するためといった消極的な支持も目立つ結果となりました。
史上最年少の39歳でフランス大統領に就任するマクロン氏。
輝かしい経歴と25歳年上の妻を持ち、豊富な政治経験と幅広い支持基盤を持たない彼が、他国同様、ブルーカラーを中心とした資本主義やグローバリゼーションの恩恵に与れない人々の不満を掬い取り、受け止め、解消できるのか?
彼らが抱く失望や怒りの象徴ともいえる、超エリートのマクロン氏だからこそ打ち出せる施策や、人たらしと称される人柄に期待したい。
恐らく、これが最後の猶予となるはずである。
目に見える成果が出せなければ、もはや次の選択肢は無い。
国民戦線による統治の実験が始まり、世界や移民との分断の幕が切って落とされる事になのではないだろうか?
ひょっとすると、その方が結果として人々を幸福にする可能性があることも、否定できないのだが・・・

PS 政府の規制改革推進会議の作業部会は今月8日、労働基準監督官の業務を担う役割を民間の社会保険労務士などに委託するよう求める提言をまとめ、厚生労働省もこれを受け入れる方針です。今後、社労士が36協定を届け出ていない事業所を対象に残業の有無などを調べ、問題がある場合には強制権のある監督官に引き継ぐことになりそうである。